ピカソとドガのあるホテル
館内アートのご案内
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館内案内MAP 1F
海辺のカップル [展示期間] 夏期
マンドリンと壺 [展示期間] 上記以外の期間
レントゲン アート
海辺のカップル Homme et femme sur la plage
[展示期間] 夏期
作者
パブロ・ピカソ Pablo Picasso
制作年
1956年
技法
キャンバス・油彩
サイズ
890×1160mm
ピカソは、1955年に南仏のカンヌに別荘ラ・カリフォルニーを構え、後に2番目の妻となったジャクリーヌ・ロックと生活を共にしました。
1956年4月18日には、座る男性とその側に横たわる女性の表現に取り組み、1日でこのテーマに基づいた絵画3点とリトグラフ2点を制作しました。この作品は、そのうちの1点で、海辺で寄り添う男女が描かれています。極度に単純化された人体表現と限られた色彩ながら、軽やかな線と青を基調とした配色により、開放的な海辺の雰囲気が感じられます。
マンドリンと壺 Mandoline , cruche et verre
[展示期間] 上記以外の期間
作者
パブロ・ピカソ Pablo Picasso
制作年
1959年
技法
キャンバス・油彩
サイズ
650×810mm
ピカソは1958年にエクス・アン・プロヴァンスにあるヴォーヴナルグ城を購入し、新たなアトリエとしました。この時期の静物画はシンプルなフォルムと調和のとれた色彩が特徴とされます。
この作品では、深い緑と黒を背景に、ピカソがしばしばモチーフとしたマンドリン、壺、グラスが軽快な筆致で描かれています。1947年頃からは陶器の制作も始めており、古代ローマの神ファウヌスのような絵付けがされた壺はそのうちの一つを描いたとも考えられます。
レントゲンアート
常設展示
作者
スティーブン N. マイヤーズ Steven N. Meyers
技法
写真
サイズ
1040×900mm
パブロ・ピカソ Pablo Picasso

スペインに生まれ、フランスで活躍した芸術家。ピカソが20世紀の美術に与えた影響は大きく、「モダンアートの父」とも称される。「青の時代」を経て、キュビスムを創始するなど、情熱的に新しいスタイルに挑戦し続けた。70年以上のキャリアの中でピカソは常に創作の手を休めることはなく、絵画だけでなく、彫刻、版画、陶器など多岐のジャンルにわたって膨大な作品を生み出し続けた。

スティーブン N. マイヤーズ Steven N. Meyers

1971年より写真家として活躍。X線レントゲン写真を使った手法は、繊細なディティールと美しい描写で独特の世界観を表現している。

館内案内MAP 2F
街
カンヌ・カールトン・ホテル
街 Town
常設展示
作者
川嶋 渉 Wataru Kawashima
技法
日本画
サイズ
1850×2300mm
高い位置から見下ろすような視点で、ゆるやかにカーブする道をはさんで古い建物がひしめく街並みが描かれています。
瓦の一枚一枚まで丹念に描き込んだ赤褐色の屋根と、白に緑や茶などを載せて質感を表現した壁からは、建物の歴史が伝わってきます。また、人影はありませんが、いくつかの窓からは灯りが漏れており、そこに暮らす人びとの気配とあたたかさが感じられます。落ち着いた色彩と豊かなマチエールにより、ゆったりとした時間が流れる静かな街が詩的にあらわされた作品です。
カンヌ・カールトン・ホテル cannes Carlton Hotel
常設展示
作者
ポール・アイズピリ Paul Aizpiri
技法
油絵
サイズ
2000×2500mm
南仏カンヌの風景もアイズピリが気に入って描いたモチーフのひとつです。
のびのびとした黒い輪郭線にうすく溶いた青やオレンジ、黄、紫などの明るい色を合わせ、単純化された描写ながら、高級リゾートのにぎわいや楽しさが表現されています。空には球体に入った動物や人、フラッグをなびかせたプロペラ機が浮かぶアイズピリ独特の遊び心に満ちた作品です。
川嶋 渉 Wataru Kawashima

京都生まれの日本画家。京都精華大学で日本画を学び、1990年に日展・日春展初入選(以後ともに出品)し、1996年の第28回日展と2002年の第34回日展では特選を受賞した。
2009年より京都市立芸術大学准教授。水面の波紋や光の反射などをモチーフに、シンプルな造形に豊かな詩情が融合した作品を多く発表している。

ポール・アイズピリ Paul Aizpiri

パリ生まれの画家。パリの国立美術学校で学んだ後、1946年に青年絵画展で3等を受賞し、50年代にはヴェネチア・ビエンナーレに参加するなどパリ画壇での評価を高めた。藤田嗣治やモーリス・ユトリロらとも親交を深め、特にパブロ・ピカソからは多大な影響を受けた。
ピエロやマジシャンなどの人物像、パリやヴェネチアの風景、花といった親しみやすいモチーフを明るい色彩と軽快な筆遣いで描いた。

館内案内MAP 3F
金箔ドローイング
金箔ドローイング
常設展示
作者
辻 はる子 Haruko Tsuji
技法
版画
サイズ
400×400mm
辻 はる子 Haruko Tsuji

福島県会津若松市生まれ。武蔵野美術短期大学絵画科卒。ドライポイントによる植物的なイメージ表現が特徴の版画家。

「ドガのあるお部屋で過ごす」特別プランご利用でご覧いただけます。
踊り子 DANSEUSE ASSISE, JUPE MAUVE
常設展示
作者
エドガー・ドガ Edgar Degas
制作年
1901年
技法
パステル・紙
サイズ
540×340mm

「踊り子の画家」として知られたドガは、劇場の舞台上だけでなく、稽古場で練習する踊り子たちの様子も取材し、バレエを主題に描くスペシャリストとして人気を博しました。
ドガが残した膨大な数の素描には、一つのポーズを繰り返し研究した跡が見られ、踊り子たちの一瞬の動きをとらえた自然な描写は、何度も重ねた習作の上に成り立つものだったことを伝えています。
この素描では、踊り子が大胆かつ力強い線で、量感をもって描かれています。モデルの顔の表情は全く分かりませんが、それはドガの関心がいかに体の動きにあったのかを示すものでもあります。

踊り子 DANSEUSE ASSISE, JUPE MAUVE
エドガー・ドガ Edgar Degas

フランスの画家、彫刻家。印象派展に第1回から参加し、印象派の画家たちの中心的な存在だった。しかし、光と色彩にあふれた屋外の風景画を多く描いた印象派の画家たちとは異なり、室内風景、特に、バレエの情景や洗濯女の働く姿、浴女などを主題として描いた。
身の回りの世界を鋭い観察眼で見つめ、油彩画に加えて、パステル画や版画、彫刻などでも優れた作品を残した。

※当該フロアご宿泊の際にご覧いただけます。
竿燈まつり KANTO Festival
常設展示
作者
藤城 清治 Seiji Fujishiro
技法
レフグラフファイン版画
サイズ
480×610mm
藤城は「横手雪まつり」や「赤神神社五社堂」など、秋田をテーマとした作品をいくつか制作しています。
秋田の夏を代表する「竿燈まつり」の様子を影絵にしたこの作品は、藤城自身が2008年に祭りを見た際の感動に基づいて制作されました。 大きくしなりながら夜空に高く上げられた竿燈に加えて、様々な妙技を繰り出す差し手、太鼓と笛でまつりを盛り上げる囃子方が躍動感たっぷりに描かれています。
藤城 清治 Seiji Fujishiro

東京生まれの影絵作家。慶應義塾大学経済学部在学中より洋画家の猪熊弦一郎と脇田和に師事して新制派展などに油彩画を出品する一方、人形劇と影絵劇の創作を開始。雑誌「暮しの手帖」では、50年近く影絵の連載を行った。童話や風景、建造物といった様々なテーマを、光と影のコントラストと豊かな色彩で幻想的に表現した影絵を多数制作している。

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